刈払機をご使用になるみなさまへ

今年の天候不順により
平年より気温の低い日がつづいてきましたが
雑草もここにきて目立つようになってきました。
雑草がのびてきますと
活躍するのが刈払機です。
普段から刈払機をご使用になっている方でいらっしゃれば
まず間違うことがないのが
使用する燃料です。
通常
2サイクルエンジンに使用できる燃料は
ガソリンと2サイクルエンジンオイルを混合した混合燃料です。
混合する比率は
ガソリン25 に対して
2サイクルエンジンオイル1 の割合です。(25対1)
2サイクルエンジンオイルの中には
50対1 から 100対1 の割合で使用できるオイルもあります。
ここで
毎年春先に発生する刈払機に関するトラブルを
3つ紹介させていただきます。
【トラブルその1】
燃料に生ガソリン(2サイクルエンジンオイルを混合していない状態)を使用して
エンジンの中が焼け付いてしまい
エンジンがかからなくなってしまうケース
【トラブルその2】
燃料に使用した混合燃料に問題があり
(バイク用の2サイクルエンジンオイルを使用)
エンジンの中が焼けて故障してしまうケース
※バイクと農機具では同じ2サイクルエンジンであっても回転数に大きな違いがあるので
ご使用になられるオイルは必ず農耕用の2サイクルエンジンオイルをお使いください。
【トラブルその3】
燃料に使用した混合燃料に問題があり
(混用比率を間違い、
25対1用のオイルであるのに50対1~100対1の割合で混合)
エンジンの中が焼けて故障してしまうケース
いずれの場合も
ご使用になられる燃料に問題がありエンジンを故障させてしまうケースです。
刈払機に限らず
農機具の2サイクルエンジンに使用する燃料には
十分に注意してください。
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